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このブログでもよくテーマにするんですが、潜在意識とかプラス思考とかって、解釈の仕方を間違えるとちょっととんでもなく危険なことになっちゃったりします。
『毎日努力してプラス思考してるのに変わることができない』とかね。むしろ鬱病を発症したとかたまに聞きます。
今回は何故?プラス思考してるのにダメなのか??これについて考えていきましょう。
プラス思考って本当に効くの?
今も昔もテレビでは誰々がガンになった。闘病だ!ガンバレ!って、よく出てきますよね。
最近では市川海老蔵さんの奥さんが話題になっていたりします。奥さんの話では『前向きに頑張っています』ということなんですが、この前向きというキーワード、言い方を変えればプラス思考だってことだと思うんですが、例えば病気になった時にプラス思考をするということは、実は危険なことだったりします。
『プラス思考をすることだけでは、何も変わらない。』これが衝撃の結論です。
驚きですか?
でもこれ、至極当たり前のことですよね。
例えば自分がガンであることが分かって、それじゃあプラス思考して毎日過ごしていればそのウチ病気は消滅する。かといえば、そんなん有り得ないですよね。
でも、そう信じている人は結構いるんです。
そこいらへんの本だけ読んで、その知識を実践しているんでしょうけど、それは間違った解釈です。プラス思考に依存しているとも言えるかもしれません。
ほっとくと危ない!
一月程前僕は風邪をひきました。
熱とかは出なかったんですが、咳がひどくて普通に病院に行ってきました。ま、普通に薬をもらって帰ってきたんですね。
それで、5日間程で薬も飲みきったんですが、ちょっとまだ咳だけが残っていました。
僕もこれは後々間違いだったことに気づくんですが、ま、これくらいだったらプラス思考じゃないですけど、前向きに過ごしていればいずれ咳も消えるだろう。これ僕、本気で思っていました。全く根拠もなく。
しかい、案の定一ヶ月咳は治らず、最近の気温差で体調を再び悪化させたところで結局また病院にいく羽目になりました。
こんなこともあって感じたのは、前向きとかポジティブとか、人は意外と根拠のないところで平気で用いたりしますが、実はかなり危険なことなんだなーってことです。
あなたも体調等でどこか気になることがあるのであれば、すぐに病院に行ったほうがいいです。思考を変えただけでは病気も治らないし、何も変わらないです。
病気以外でも同じことが
それは、何も病気に限ったことじゃないです。
プラス思考になりたい時、プラス思考でいたい時、色んな場面であると思います。
仕事や家庭で悩みがある時、お金が欲しい時、プラス思考でいればそんな状況も打開出来るハズだ!みたいな風潮は割と多くの人が抱いているイメージでしょ。
でも、これもまた危険な考えで、このままで解釈してしまえば、プラス思考でポジティブでさえいれば何もしなくても悩みや問題は解決出来ると思ってしまっている。実際は何も変わらないのに。
確かに、引き寄せの法則やマーフィーの潜在意識など、海外から渡ってきたプラス思考を前提においた自己啓発はそんな傾向が強いですよね。
ホントのプラス思考とは?
僕自身これらの法則に説明が不足していると思うところは、引き寄せや潜在意識を発揮するのにプラス思考を抱く以前に、『現実、現状をしっかり把握した上でその実情を踏まえてプラスに考えて行動を起こす。』ここまでの一連の流れをひとつのプラス思考だと表現する必要があるんじゃないかな、ということです。
末期ガンの人が、『ここで、プラス思考で過ごしていけばガンも消え去る』借金で明日の支払いに困っている人が、『プラス思考でいればきっと明日の支払いに間に合う』とかそんな、場当たり的にプラス思考を発揮しても意味はないし何も変わらない。危険ってことです。
物事には必ず原因と結果があります。
今ある自分に納得していなかったら、そうなってしまった原因が過去に必ずあったわけです。
それには一切目もくれずプラス思考でその現実を打開しようなんて、おかしいと思いますよね。オカルトです。
まとめ
いかがでしたか?
あなたがプラス思考という言葉に抱いていたイメージってこんな感じじゃなかったですか?
プラス思考のこの間違った解釈がもし正しかったら、世の中はそりゃもう魔法の国です。危険な思想です。ハリーポッターですヨ。
世の中はもっと深くて因縁めいてて考え方も人それぞれです。
だからこそ、そこには原因があって結果がある。
それを導き出す前向きな心こそプラス思考と呼ぶべきだと思うんですけど、どうでしょうか。
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