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『ロジカルシンキング』
これは、要約すると『論理的思考』という意味ですが。
身につけると人生に革命が起こります。
なぜならその効果は、あなたの今の目標から現状を確認し、上手くいっていない原因を掘り下げ、その対策を具体化していく事が出来るようになるからです。
目的までの道のりを迷路に例えるなら、『ゴールまでの最短距離を導く方法』だと、捉えてもらえればわかりやすいかと思います。
今まで何をやっても上手くいかなかった人や、夢や目標が中々達成出来ずにすぐに挫折してしまう人などには非常に効果的な思考法です。
今回は、この論理的思考を自分のスキルとして活用していくためのトレーニング方法を解説します。
トレーニングその1【結論から述べる】
あなたは人と話をする時、ついつい内容がまとまらないまま話をしてしまうことってないですか?
質問や会話をする時は、結論から述べる習慣をつけるようにしましょう。
あのテレビショッピングでお馴染みのジャパネットたかたの高田社長も、番組で商品を紹介する際には、まずその商品を買うことで得られるメリットについて述べ、結論から先に発することを常々行っているそうです。
お客様に対してもそうですが、聞き手に対してよりわかりやすく内容を伝え負担を感じさせないための伝える側のサービス精神とも言えるでしょう。
結論から先に述べ論理的に話すということは、話のつながりを明確にし、よりわかりやすくシンプルに相手に伝えるということです。
『〇〇は〇〇です、何故なら〇〇だからです。』
このトレーニングで論理的思考を重ねることで、物事に筋道を立て、最短ルート導き出すことが出来るようになります。
トレーニングその2【理由を明確にする】
結論から述べることが習慣になったら、今度はその結論に至った理由を説明出来るようになりましょう。
どんな答えにも、そこにたどり着くまでには色々な理由があるものです。
まずは直接的な原因になりそうなものから、小さな全く関係のありそうもないところまで、とにかく一度全てを洗い出してみましょう。
その中から、不可欠なものを抽出していきましょう。(明らかに関係ないものは排除して)
そうしていくうちに、『結論は〇〇です。理由は2つ3つのことが考えられます。』
というように、ロジカルで説得力のある言い回しが出来るようになってきます。
トレーニングその3【紙に書いて整理する】
あなたは、5W1Hってご存知ですか?
5W1Hとは、When(いつ)Where(どこで)Who(誰が) What(何を)Why(どうした)How(どのように)の6つの要素をまとめた情報伝達手段です。
もともとは、新聞記事を書く際に用いられた手法ですが、目標を明確化するのにも非常に効果的です。
何か情報をインプットする時など、紙に書いて整理する際には、上の6つの要素を組み合わせる習慣をつけると、同時に脳内も整理されるので、論理的結論に結びつけることが容易になります。
トレーニングその4【なぜ?を繰り返してみる】
結論から述べる、それに至る理由を明確にする、5W1Hで紙に書いて整理をするまで出来るようになったら、『原因をとことん分析する』を行ってみましょう。
それには『なぜ?』を5回繰り返すのが有効です。
これは、トヨタ自動車の生産方式で、一つの事象に対して、5回の『なぜ?』をぶつけ、問題事象の原因究明をするために今でも活用されているものです。
例えば、『副業で利益をあげられない』これを例にあげてみましょう。
⇒なぜ(1)、利益を上げられないのか?
短期間でなく長い目で計画が立てられていないから。すぐに収益になる事業など、たとえ副業であっても息の長い商売は出来ないもの。
⇒なぜ(2)、長い目での計画が立てられないのか?
目先の利益にとらわれ、結果が出ないと続けられないから。ビジネスのほとんどが成果を得られず消えていくことを考えれば、続けることに集中をしその工夫をしていく必要がある。
⇒なぜ(3)、結果が出ないと続けられないのか?
続けるためには、それらの活動を楽しむことが出来ていないことが考れられ、やりがいを感じられていない可能性がある。
⇒なぜ(4)、楽しむことが出来ないのか?
そもそも楽しめていないことに気がついていないので、そのための工夫もしていない。
成果の出ていない段階では中々継続的に楽しい感覚は得られないので、それについて対策を練る必要がある。
⇒なぜ(5)、成果が出ないのか?
収入だけに拘らず、身に付いたスキルや得られた人脈にも目を向けてみる。
無駄な時間などは一つもないのだということを理解できれば、成果の出ていない状態自体が有り得ない。
そういった感覚が『楽しむ』という状況をつくり、ビジネスの継続に繋げ、最終的には利益に結びつけることが出来る。
このように、『なぜ?』を繰り返すことによって、『意識的にビジネスを楽しむ状況を作る』という答えを導くことができました。
まとめ
ロジカルシンキングは難しい問題をシンプルにし、解決のための最短ルートを導き出す効果があります。
これらのトレーニングの一つ一つが、自己実現や目標達成に役立ちます。
是非これらを有効に活用し、今後の人生に活かしていきましょう。
それでは今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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