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人はwhat?よりwhy?に動かされる
あなたはその日一日をどのようにスタートするでしょうか?
朝起きて、さて何をしよう、顔を洗って、朝ごはんを食べて、着替えをして、髪型を整え、会社に向かう。
やってることはいつも同じです。
ですが、これを『何故するのか?』を考えるところからスタートしてみたらどうでしょうか。
商品を買うのは過程であること
身近なものに例えてみましょう。
例えばスマートフォン。
新機種の紹介でA社ではこのように宣伝しています。
『新機種を発表します。多数の機能を備え、皆が欲しがっています。我社でもオススメです。』
一方B社ではこのように謳っています。
『我々はスマホの概念を変えるため新時代のスマートフォンの開発に取り組みました。これまでにない多数の機能を備えたものの制作に取り組み、ついに誰もが納得の商品が出来上がりました!是非、ご購入ください。』
どうでしょう?
どちらが購買意欲が湧くかは明らかですよね。
A社とB社の違い、それは情報を出す順番が違うだけなんです。
同じ情報を公開しただけなのに何故ここまで、感じ方が違うんでしょうか?
ヒントは、『何故その商品を作ったのかを最初に発表したこと。』です。
『ゴールデンサークル理論』
人は何(what)よりも、何故(why)が示された時、感動し商品を購入するなどの行動に移る。
そう訴えるのが、サイモン・シネックという人物。
この考え方は、『ゴールデンサークル理論』と言い、ビジネスや社会生活など色んな場面で応用が出来る理論として注目を集めています。
何か行動を起こす時、どちらかを選択する時、目標を掲げた時、まずはそれを何故(why?)から考え始めると自分の納得のいく過程を得てより納得のいく成果にたどり着き安くなります。
Apple社の精神
「新しく法律事務所を設立しました。選りすぐりの弁護士ばかりを集め、大手クライアントばかりを抱えています。クライアントにとって最も良い結果をもたらすために最大の努力を惜しみません」。「新型自動車を開発しました。低燃費、シートはレザーです。おひとついかがですか?」。でも、こんな具合ではあまり心は動きませんよね。アップルはここが違うのです。「私達は世界を変えられると信じています。そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。世界を変えるために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力するうちに、このような製品ができあがりました。おひとついかがでしょうか?」。どうですか、購買意欲が湧きませんか?
まとめ
大事なことが三つあります。
それは、人は夢やビジョンに共感したくなるということ、直感で選択したら後から理由をつけること、共感とは価値観の共有であること、です。
このように人のココロを動かすには、まず何故(why)から訴えて共感を得、その過程として商品の購入などの成果があるということを理解することですね。
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