スポンサーリンク
あなたは普段から仕事やプライベートで何か問題が発覚した時、周囲にしっかりとそれについて主義主張をすることができますか?
『そいつはヤバいッス!!!』と。
それを行うのは、慣れない人にとっては勇気のいることかもしれませんが、黙っているわけにはいかないですよね。
でも、実際問題黙り通しちゃう人もいます。
『見て見ぬふり』
これは心理学の用語で傍観者効果と言います。今回はその要因について考えてみましょう。
傍観者効果とは
傍観者効果とは現代人によくありがちな感じです。そう、『事なかれ主義』ってやつ。
見て見ぬふり代表みたいなもんですね。これは、周囲にいる人の数が多い程自発的に行動を起こさなくなる心理なのだそうです。
例えば、電車でお年寄りが立っているのに、見て見ぬふりをして誰も席を譲ってあげないあれです。
イケマセンネ~。『まわりがやんないなら自分もやんない』この状況はちゃんと心理学用語にもなっているんですね。
今回はこれの要因について考えていこうってわけですが、考えてもみればこんな場面、色んなとこで出てきませんか?
傍観者達よボクは悲しい・・・でもそんなボクも!?
傍観者効果が認められる場面って結構あります。
・学校や職場のいじめ
・酔っ払い
・無断駐車
・幼児虐待
少し現代風なところだとSNSなどのコミュニティに於いても、価値観の差はあれど見て見ぬふりのオンパレードです。ま、いちいち相手してらんないものも含めですが・・・。
ただ、どれも感じるのはそのまま放置は、その結果いつの間にかでっかくなった蜂の巣みたいに退治するのが難しくなってきますよね。
もう一つ例えるなら、ネット関連で相談なんか受け付けた時。インターネットってどうしても不特定多数が相手だから全員を相手にすることは難しいものですが、対して自分に得られるものもなく、優先順位の低い相手だからみたいな理由で放置してしまう。そんなことないですか?こんな状況、単なる見落としであってもたった一人のお客様を失う要因になりかねませんよね。
何故傍観者効果は生まれる?
傍観者効果には3つの要因があります。
1.自分の評価を護りたい
これってすごく勿体無いことだと思うんですが、例えばせっかく自分の仕事や職場の問題に気づいていながら何も行動なり、発言なりしなかったとしましょう。そこには『行動してもどうせ評価されないしー』『発言したってもし、「何言ってんの、バカじゃないの」みたいに思われんのやだしー』っていう心理状況。現状維持を望んじゃってるんですね。
2.責任を回避したい
これは、完全な損得勘定。気づいたことに対して自分が行動してもひょっとしたら自分が損をするじゃないか?とか、嫌な思いをするんじゃないか?とか考えてしまう心理。
3.誰かがやるでしょ感情
要するに責任転嫁。『自分よりふさわしい人がいる』とか、『自分じゃなくてもいい』とか、物語の主人公から自分を敢えて格下げする行為。
この3つです。どれも共通して言えることは、『周りからどう見られるか!?』この一点。周りからどう見られるか気にするあまり見て見ぬふりをするなんてなんだか矛盾してる気がしますよね。
逆を行く人達
そんな、傍観者効果をバリバリ発揮するボウカンシャ達を尻目に、その逆を行くということは、実は人生に於いて成功者と呼ばれる人達に共通する行動に繋がることが多いのです。
見て見ぬふりなど絶対にしない彼らは、自分を信じて自分の意見をしっかり主張しますし、自分を信じて損得感情以前に全責任を持って自分で行動を起こします。そして何より自分を信じて、『自分がやる!』という強い意志を持っています。
傍観者効果に当てはまる人達に共通して言えるのは、『自分に自信がない。』とも言えると思います。
自分に自信を得るにはコチラの記事を参考にしてみてください。関連記事 ウジウジ弱々しい自分が威風堂々と生きるための3つの方法。
まとめ
いかがでしたか?
傍観者でいることの弊害。
当然ただ見ているだけでは物語の主役にはなれませんし、あなたが理想として掲げる人生にはほど遠いものだったりするんじゃないですか?
成功を得たいなら傍観者をやめ、見て見ぬふりをやめること。まずここから始めてみてはどうでしょうか。
それでは今日はこの辺で。またお会いしましょう。
スポンサーリンク